子供たちの内面にふさわしい学校をつくる
今回はシュタイナー学校の独特な建物を紹介します。
多くのシュタイナー学校では、授業の内容だけでなく
教室や校舎の配置、形、色などにも大きな特徴があります。
たとえば、小学校1年生を学校に受け入れるときには、
その子供たちを包む空間とは、どうあるべきかと考えます。
子供の柔らかい魂を包むような空間にしようとすれば、
暖かく子供を包むような色を使うことになるし、形も丸みを帯びてくるでしょう。
箱型の建物を並べただけの学校にはなりません。
1年生の教室と6年生の教室が、同じになるはずはないのです。
色
子供たちが成長するにつれて赤や、オレンジや、黄色のような暖色系から
グリーン、ブルーという寒色系にいき12年になるともう1度、赤、紫のような
暖色系に還っていきます。
形
最初は丸みを帯ていたものが、だんだんごつごつしたり、
多角的になっていき最後にまた丸みを帯びてくるようになります。
「子供たちを包み込む建物と環境」
シュタイナー学校では教育が子供の成長に合わせてなされているように
建物も子供の成長する内面にふさわしくつくりあげています。
子供を拒絶したり、威圧するような鋭角的な直線で組み合わせられることわなく
子供たちを招きいれ静かにつつみこむように整えられているのです。
「学年によって変わる色と形」
幼児の面影を残す1年生と、思春期の少年少女そして
社会や大学に向けて自らの道を歩み始めようとしている12年生(高校3年生)
それぞれの過程にある子供たちの内面を思い、ふさわしい教室をイメージすれば
だれもが違った教室をイメージするでしょう。
どの教室も同じ四角い箱にはなりません。
世界のどのシュタイナー学校もデザイン、色彩などとても美しく
素晴らしいものばかりです。
次回は授業内容を紹介していきます。