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シュタイナー学校 〜自由への教育〜 3

  
  シュタイナー教育の独特な授業

【授業はどんなふうに行われるの?】

最も特徴があるのは、同じ科目を3〜5週間集中して行う(エポック授業)です。
まず歌を歌ったり、笛を吹いたりしながら次第に子供たちのこころの準備を整え、
国語、算数、社会、理科などを行います。
エポック授業で算数を3〜5週間毎日、次に国語を3〜5週間
次には社会を、そのつぎは理科と行いますから、
一度習った算数の授業が次にやってくるのは半年後であったり
場合によっては1年後になってしまうことさえあります。
「そんなことでは前に習ったことをわすれてしまうだろう」
と心配になりますが、それも子供の成長に対する深い考え方によって行われているのです。

シュタイナー学校の授業ではすべてに芸術的な要素が盛り込まれています。
算数や、国語であっても歌を歌い、絵を描くのです。
シュタイナーは「教育は、学問であってはならない。芸術であるべきだ。」
「芸術とは、私たちがたえず感情を働かせながら生きなければ、
学びとることのできないものである」

といっています。

さらにシュタイナー学校にはテストも教科書もありません。
その代わり、先生の話すことをじっくり聞き、
家に帰ってからその日に聞いたことをノートに書きつづります。
そうやってできあがったエポックノートは、
いわば手作りの教科書といえるものです。

【テストがなくても大丈夫?】

ここの卒業生でミュウジシャンの子安ふみさんのコメントです。
「テストがあるとないとでは勉強のしかたは変わる。
良い点を目指す勉強は、結局、良い点を取る事が目的となる。
そうすると無意識に、勉強内容を面白く思うことがなくなり、
(間違えるー正解を早く覚える)という一種のゲームの方が面白くなるわけだ。」


【どんな人になるの?】

テストの結果によるランク付けがないので、点数評価に対するコンプレックスがない。
劣等感を持たないかわりに、優越感も持たない。
テストなど外からの要請に応える勉強によって追い込まれて育った子供に比べると
他人の価値観に頼ることは少ないようです。
「自分のことは自分で決める」という感覚が当然のこととなっているようです。

シュタイナー学校の卒業生の意識調査をみると、
上下関係を嫌うということがわかります。
上に対しても卑屈にならないし、下に対してもいばらない。
芸術家や研究者、建築設計、自由業に進む人が多いと言われています。


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シュタイナー教育は、誰もが本来持っている いのちの輝きを、
より一層輝かせる教育です。
そのために、子供ひとりひとりをよく見つめ、
それぞれの性格や成長に合わせてステップを踏んで
少しずつ育んでいくのです。
そこには人間を育てることとは何か?
人間とは何か?
という深い考察があります。


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今の日本の教育システムへの不振や不満が募る現在、シュタイナー教育のような
素晴らしい学校が未来に向けて設立されることを強く望んでいます。

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